先程の記事の小柄ママ
きっと乙女ちゃんの幼なじみの母親としてだけでなく
これから何十年と付き合うことになるだろうなと確信している
そんな彼女について書いてみる
彼女は、というか
彼女の家族は
日系人である
私の祖母の両親も、祖母と祖母の兄を沖縄に残したままペルーに出稼ぎに行き
ペルーから沖縄に帰ること無く亡くなった
どれだけの沖縄人が夢と期待を膨らませて南米に渡ったんだろう
言葉も通じない未知なる土地で
子供を生んでお店を営んでいたらしい
ペルーの共用語はスペイン語
これを知ったのは小学校の時
母親から教えてもらった
私自身は一度もペルーに行ったことはないけど、なんとなくペルーは身近に感じていた
そして、この乙女ちゃんの幼なじみのママも
沖縄からペルーに渡った曾祖父母を持つ
そしてペルーで育ち、成人してから日本に帰ってきた(帰ってきたという表現は正しいのか?
日本語はカタコト
家ではスペイン語
ご主人もみんな日系人
南米の血は入っていない
見た目は日本人のはずなのに、どこかしらペルー人のような雰囲気を持ち合わせていて
外国人と間違われるらしい
そして彼女は自分のアイデンティティーに悩んでいた
つづく